独立し、起業しようと思ったら
起業時には、本業の準備以外にもやらなければならないことがたくさんあります。そんな起業する方の情報として以下にまとめました。
また、起業時における支援・ご相談を行っております。お気軽にお問い合わせください。
1. 労働保険(労災保険・雇用保険)への加入
個人として起業しても、法人として起業しても、労働者を1人でも採用したら加入が必要です。
労災保険未加入中に仕事中の事故が起きたら大変です。
働く時間の短いパートタイマーだけでも加入します。(雇用保険は働く条件によって加入となります)保険料は、業種によって違いますが、社会保険料と違い比較的安くなっています。
2. 社会保険(健康保険・厚生年金保険)への加入
法人として起業すれば、社会保険への加入が必要になります。
個人として起業すれば、従業員数が5人以上にならなければ、社会保険に加入するかしないかは自由です。(一部の業種を除く) 役員さんだけの会社であっても、社会保険に加入できます。
保険料は、事業主と個人とで半分ずつ負担します。
労働者を採用したら
労働者を雇うのであれば、下記の項目について検討・対応が必要です。
給料だけ支払えばいいというわけにはいきません。事業主さんが思う以上に、労働者の方のほうが働くことに関しての係る法的な知識を持っていたりするものです。できるところから徐々に整備して、快適な労務環境にしていきましょう!
- 労働条件通知書または雇用契約書を交付
- 労働保険への加入
- 社会保険への加入
- 労働条件の整備
- 労働時間・休憩・休日・休暇・時間外労働管理など
- 賃金体系の整備
- 賃金の決定基準・賃金形態・賃金の見直し・賞与・退職金など
- 就業規則の整備・作成
- 就業規則・賃金規程・育児、介護休業規程など